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重要なポイントをピックアップして
がわかりやすく解説! |
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老人ホームとは
そもそも老人ホームってなに?
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一昔前だと「老人ホーム」の印象は、
・介護が必要な人が集団でお世話になっているところ
・一部のお金持ちが、優雅に暮らしているところ
に二分されていたのではないでしょうか。
2000年に介護保険がスタートし、介護も「サービス」の時代。民間事業者の参入も増え、選択肢は広がりました。度重なる法律や制度の改正により、多くのサービスが生み出されましたが、正直なところ「わかりづらさ」も否めません。サービスが増えすぎて、逆に制度が追いつかないといってもいいでしょう。
高齢者のための施設や住宅も増えました。しかし、一見「有料老人ホーム」に見える住まいも、その種類により利用できる介護保険サービスや、法律などが異なります。
『選ぶ側』として、知らなかったでは済まされないこともたくさんありますので、ホーム(住宅)選びの前には、しっかりと知識をもっておきましょう。 |
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公的 |
民間 |
自立 |
・ケアハウス
・軽費老人ホーム |
・自立型有料老人ホーム
・自立型高齢者専用賃貸住宅
・シニア向けマンション |
介護 |
・特別養護老人ホーム
・老人保健施設
・療養型医療施設 |
・介護型有料老人ホーム
・介護サービス付き高専賃
・認知症対応グループホーム |
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老人ホームを考えるとき、
①自分が住み替えよう(入居する)と思っているタイミングは?
・元気なうちに
・介護が必要になってから
②公的な施設? それとも民間の施設?
の組み合わせで上記のように大きく4つの枠に分けられます。ただし、それぞれにもメリット・デメリットがあります。「終の棲家」にしようと思っていたものが、途中退去する必要性が出てきたり、予算の問題があったり、さまざまな観点で長期的に予測して選ばねばなりません。
自分の希望はもちろんですが、ホーム側の条件もあるのです。また、タイミング(自身の心身の状態)をはずすと、入居できない場合もあります。いずれの場合も、自分が元気なうちに、「どの時期に、どういうところに入居するか」を考え、計画性をもっておかねばなりません。
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●公的な施設
<自立のときに入居>
ケアハウス(軽費老人ホーム)が考えられます。基本的に身の回りのことを自分出来る人が対象です。部屋の広さもある程度確保され、バス・トイレ・キッチン付きのところもあります。月々の費用は、収入に応じて補助もなされ安価では入れるのが嬉しいところ(入居金が必要なところもあります)。居住地やそのホームによって条件が異なるので、よく比較して調べましょう。
ただし、デメリットは介護が重度化した場合には、介護専用の施設に再度移り住む必要があります(特定施設を除く)。ケアハウスは、介護サービスは原則ありません。自身で外部の在宅サービスを契約が原則。
<介護が必要になってから入居>
介護3施設(全て要介護1以上が対象)があります。ただし、どこも希望者が多く「待機」が問題化しています。約50万人弱の人が「施設入居待ち」が常態化しています。
その結果、要介護4~5の人が優先されるようですが、それでも全てに対応できません。
特養ホームは、個室化が進んでいますがその分費用も高くなりがち。月額10万~18万と有料老人ホームの低価格タイプに近いものも。大部屋は安価ながら、介護保険改正により以前より高くなっています。おおよそ月額6万~8万くらいが目安でしょう。
老人保険施設(老健)は、原則リハビリ施設。終の棲家にはできません。退院後、自宅で自立して暮らせるよう生活リハビリをするところと考えましょう。
療養型医療施設は、病院です。介護3施設では最も専用スペースも狭く、大部屋が中心。本当に医療が必要なケースを除き、環境等を考えると優先順位は下げたい施設です。
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●民間施設
<自立のときに入居>
代表的なものが「有料老人ホーム」。次の頁で詳しく解説します。
昨今は、それ以外に高齢者専用賃貸住宅(高専賃)やシニアマンションなども多くなってきました。しかし、その選択は、しっかりとメリット・デメリットを理解した上でないと、あとから「こんなはずでは」となりがちです。
<介護が必要になってから入居>
代表的なものが「有料老人ホーム」。次の頁で詳しく解説します。
また、自立タイプと同様に介護サービスのある住まいも多種多様になってきました。介護サービスの付いた高専賃などもありますが、契約形態などは十分に確認する必要があります。
また、認知症に専門特化した「認知症高齢者グループホーム」もあります。軽度~中度の認知症が対象で、他の施設と異なり「共同生活」が中心。同じレベルの症状の人がゆっくりと家庭的な環境で過ごす、ということが目的です。認知症ケアは他の介護と異なる部分もあるので、最近では職員も認知症ケアを勉強した人が増えています。
繰り返しますが、老人ホームはひとくくりにはできません。
心身の状態(将来的な予測も含め)、予算、自身の希望・要望など、事前にしっかりと条件を整えたうえで検討することが不可欠です。それでも、自分の希望に100%合うところは「絶対に!」ありません。何を優先するのか、何を妥協できるのか、自分(家族)の老後の暮らし方を考える重要な選択。しっかりと勉強して、ホーム探しに臨みましょう! |
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